安立利綱(あだちとしつな) 天保3年〜明治25年9月28日(1832-1892)
第2代福井県知事。東京出身。旧鹿児島藩士。本姓、迫田。元治元年(1864)脱藩。戊辰東征の役に出兵。司法大警部。明治7年(1874)警視庁少警視。西南役に少佐として八代口第一警視隊指揮長。明治11年(1878)勲四等旭日小綬章。明治12年(1879)安立と改姓、2等警視兼巡査副総長。明治15年(1882)1等警視庁第1局長。明治17年警視庁巡査総長。特派全権大使井上馨に随行して朝鮮に渡る。巡査本部長。明治21年(1888)警察本署長兼文官普通試験委員長。明治22年(1889)2月28日第2代福井県知事に就任。従四位勲三等。61歳。
墓は、谷中霊園 甲2号9側。正面「従四位勲三等安立利綱墓」。