綾小路家19代当主・子爵。東京出身。代々郢曲(神楽歌・朗詠・催馬楽披講)の師範となる。子爵野宮定茂の弟で、侯爵嵯峨公勝の甥にあたる。大正9年(1920)先代綾小路家政(いえまさ:1877-1920)の死去に伴い襲爵。十五銀行入社。皇居の歌会始めで披講の講頌の役を務める。昭和14年(1939)貴族院議員。従三位勲二等。80歳。夫人は、子爵有馬聡頼の妹の雪子。長女章子。