鼈甲斎虎丸(べっこうさいとらまる)・初代    嘉永6年?〜明治27年4月27日(1853?-1894)

    浪曲師。中京浪曲の第一人者。中京節は独特の伊勢祭文語りの流れをくんだもので、「安中草三」の連続読みが有名。明治中期、浪花亭駒吉を筆頭に春日井松之助・初代鼈甲斎虎丸・初代浪花亭愛造といった演者に人気があった。41歳。

墓は、玉林寺墓地(谷中1-7-15)。墓地入口階段上より右前方奥。桂文治墓の正面。「丹羽家之墓」。「遊誉喜楽寿山居士」。