海老原利厚(えびはらとしあつ)     天保7年11月26日〜明治34年11月25日(1836-1901)

    大蔵省権大書記官。名、利厚。通称、和一。初称、庫太郎。父、函館奉行支配調役海老原利斎。父に随行して函館書物御用出役。慶応3年(1867)調役となる。維新後、沼津に移り、静岡藩公用方。明治3年(1970)大蔵省出納権少佑、検査中属。明治5年(1872)権大属、権大書記官。明治19年(1886)退官。余生を趣味の書画・棋局に親しむ。明治22年(1889)従五位勲四等単光旭日章。66歳。

墓は、谷中霊園 甲9号11側。野宮家墓前。正面「海老原君墓銘」。略歴あり。