平尾秀一(ひらおしゅういち) 大正8年〜昭和63年6月8日(1919-1988)
農学博士・園芸研究家。父、平尾太郎。神奈川県の逗子市に住む。昭和30年(1955)頃から50年(1975)頃にかけて花菖蒲を改良し、戦後の花菖蒲ブームの火付け役となった。花菖蒲の愛好団体「日本花菖蒲協会」を会長として先導。花菖蒲のみならず、ネリネ・リコリスほか多くの園芸植物を改良。その傍ら、国内外の育種園芸家に情報や種苗を提供し、多くの園芸家を育て、戦後の日本の園芸界に多大な功績を残した。70歳。代表的傑作種に花菖蒲「舞扇」(まいおうぎ)がある。著書:「最新花菖蒲ハンドブック(共著)」、「原色 シャボテン」、「花菖蒲」など。
墓は、谷中霊園 甲11号4側。正面「平尾家之墓」。