星島保禄(ほしじまやすとし)     安政5年4月6日〜明治30年5月14日(1858-1897)

    第十五国立銀行頭取。字、天中。通称、定之丞のち定吉。父、岡山県士族長瀬鉄蔵。岡山県出身。ほぼ独学でフランス語を修得。第十五銀行頭取。銀行簿記学を研究し、銀行職員に教授。40歳。
※ 第十五国立銀行:明治10年(1877)岩倉具視の呼びかけで徳川慶勝ら華族が発起人となり設立。初代頭取は、毛利元徳。明治30年(1897)に普通銀行に転換し、以後変転とする。

墓は、谷中霊園 乙10号9側。正面「岡山県士族星島保禄之墓」。「常照院保禄安住居士」。