飯田隆安(いいだたかやす)     文政9年7月〜明治34年5月28日(1826-1901)

    明治天皇皇女章子内親王の侍医。漢方医。号、梅園。下総国羽鳥村(千葉県)出身。豊後国岡藩に仕える。安政5年(1858)東京本町2丁目に開業。清水柳子と結婚。藩主中川久昭公が維新で国に戻ると従うが、藩主が没すると再び上京し、東京府族に転じる。漢方が没落する中明治16年(1883)皇女章子内親王の侍医になる。76歳。

墓は、谷中霊園 甲8号乙7側。五重塔跡近く。正面「飯田隆安/飯田柳子 墓」。