石崎政一郎(いしざきまさいちろう) 明治28年〜昭和47年(1895-1972)
東北帝国大学法文学部教授・立教法学教授・労働法研究家。父、石崎丈太郎(長男)。東京出身。石崎家第3代。大正10年(1921)渡欧、パリの法科大学に学び、ドクトル アレドロアの学位を得る。昭和15年(1949)家督を相続。戦時中(昭和19-20年)は、東北帝国大学報国隊第4大隊に所属、学徒勤労動員に関わる。定年後、昭和34年(1959)4月立教大学法学部設立のメンバーとなり、設立して教授となる。正六位。立教大学には、フランスの労働法と日本の労働法全般の資料から成る2000冊近い「石崎政一郎文庫」が収まっている。著書:「労働法講座」、「フランスの勞働協約法」など、その他翻訳本多い。77歳。
墓は、天王寺墓地。千人塚前通路ほぼ中程。正面「石崎家之墓」。墓誌はないが、建之名にその名がある。