伊藤祐敬(いとうすけたか)     嘉永3年〜大正2年5月18日(1850-1913)

    明治の和算家・会計検査院部長。父、中島這季(これすえ)(三男)。長野県出身。伊藤祐英の養子。中島這棄(これすて)・市川正寧(まさやす)の弟。信濃松本藩算学師範の父中島這季に学ぶ。伊藤家を継ぎ、郡奉行所に勤める。維新後は大蔵省に入り、累進して会計検査院第3部長となる。夫人?子(大正8年5月10日歿)は、養父の長女。正三位勲二等。64歳。

墓は、谷中霊園 乙4号3側。正面「伊藤家之墓」。