金林真太呂(かなばやしまたろ)・初代    明治29年?〜昭和59年5月25日(1896-1984)

    明治から昭和期の人形職人。初代真太呂。本名、金林真太郎。父、金林又太郎。初代名川春山や義父吉野喜代治らに師事。平安時代の風俗を新感覚で表現した「真多呂人形」で有名となる。とくに木目込人形で有名。「真多呂人形学院」を創設。後進の指導をする。名誉院長。東京都雛人形工業協同組合理事長。88歳。代表作:「競馬」、「明治雛」、「川中島の合戦」、「江戸の祭」。

墓は、谷中霊園 甲9号8側。正面「真多呂人形金林家之墓」。