川田久長(かわだひさなが) 明治23年〜昭和38年7月5日(1890-1963)
初代印刷図書館館長。父、麹町区長川田久喜(長男)。母、むめ子。東京出身。大正12年(1923)大日本印刷に入社。市ヶ谷工場長。のち同社常任理事。昭和22年(1947)印刷図書館初代館長。73歳。著書:「活版印刷史」。
※ 印刷図書館:、戦後の印刷復興に寄与するため、印刷界の先覚者矢野道也博士の提唱で、日本印刷学会が中心となり、昭和22年(1947)大日本印刷・凸版印刷・共同印刷など、業界各方面からの寄付をもって財団法人として大日本印刷銀座営業所内に設立した。なお、「活版印刷史」は、今なお研究者にとって貴重な資料として読まれている。
墓は、谷中霊園 甲3号4側。正面「川田家之墓」。川田久喜も合祀。