小菅丹治(こすげたんじ)・2代    明治15年4月27日〜昭和36年9月16日(1882-1961)

    伊勢丹の創業者の2代目。旧名、高橋儀兵。父、高橋儀平(3男)。神奈川県出身。小学校を卒業後、小田原の内野呉服店に奉公、のち一番番頭になる。明治41年(1908)小菅呉服店の初代小菅丹治の婿養子となる。初代小菅丹治が明治19年(1886)に神田旅籠町(現、秋葉原駅前辺り)に「伊勢屋丹治呉服店」を創業し、明治5年(1930)「伊勢丹呉服店」となる。大正5年(1916)2代目丹治を襲名。大正13年(1924)「伊勢丹呉服店」を「伊勢丹百貨店」とする。昭和5年(1930)株式会社伊勢丹として社長に就任。

墓は、本行寺墓地(西日暮里3-1-3)。墓地本堂裏から3本目の通路を右に、突き当りの永井尚服墓のところを左に行き、行き止まりのところ。墓は、JR線路側を向いている。正面「小菅累代之墓」。「丹光院兆久日儀居士」。