黒川真武(くろかわまたけ)    明治34年〜昭和57年2月5日(1901-1982)

    工業技術院長。東京大学教授。東京下谷出身。昭和38年(1963)11月四日市大気汚染に対して政府が編成した「四日市地区大気汚染. 特別調査団」(通称「黒川調査団」)団長。昭和39年(1964)4月三島市石油コンビナート反対闘争に対して政府が編成した「沼津・三島地区産業公害調査団」(通称「黒川調査団」)団長。昭和47年(1972-1977)科学技術会議議員・高圧ガス保安協会会長。水墨画を趣味とし華雲と号す。従五位薫六等。著書:「熱精算 箱欠」・「火の研究室」、共著:「燃料発熱量測定法 / 黒川真武,佐々木正治」。82歳。

墓は、天王寺墓地。さくら通りから千人塚前通路を行き、納骨堂先の通路を右に、納骨堂の垣根に沿い左へ、突き当り右側。さくら通りとは反対側のぎんなん横丁通り近く。正面「黒川家之墓」。「嵩徳院華雲籠真大居士」。