町田勝二(まちだかつじ)     明治43年〜昭和46年11月12日(1910-1973)

    東京都議会議員・荒川区長。茨城県出身。妻は君子。64歳。「大乗院殿法覚浄観勝勳大居士」。

※ 報道によると昭和40年(1965)5月4日には議長選を争った自民党の加藤好雄都議(江戸川区)が贈賄で、自民党の町田勝二都議(荒川区)、自民党の森伝都議(北区)、自民党の斎藤卯助都議(品川区)が収賄で在宅起訴された。これで都議会議長選に立候補した全候補が汚職に関わっていた事になった。5月6日夜には自民党で元都議会議長の内田道治都議(杉並区)が小山議長派の贈賄で逮捕、5月7日夕方には、都議会自民党幹事長の田村幾太郎都議(西多摩郡)が収賄で逮捕された。5月18日夕方には自民党の荒木由太郎都議(目黒区)が収賄で逮捕となった。

町田君子(まちだきみこ)     明治44年5月25日〜昭和45年3月8日(1911-1970)

     青少年育成家。父、勝二と同郷の武田庄兵衛(長女)。茨城県出身。武田家は、明暦3年(1657)武田源左門を祖として興す。皇后の実家正田家との縁がある家柄。昭和3年(1828)石岡高等女学校卒業。母の会会長・東母連理事・司法保護司などを歴任。長く青少年育成に貢献。58歳。「慈光院殿智照貞誉妙君清大姉」。

墓は、寛永寺第3霊園。大通路を行き約40m、大通路沿い右側。