三升家小勝(みますやこかつ)・6代    明治42年〜昭和46年12月29日(1909-1971)

    落語家。本名、吉田邦重。東京台東区出身。はじめ水道局に勤める。8代目桂文楽に入門。初高座は、桂文中、文七を経て2代目桂右女助名で真打となる。のち、三升家小勝を襲名。若くしてレコード会社の専属となる。演題は、子供の出てくるものを得意とした。「初天神」、「花見小僧」、「天災」、「二番煎じ」、「弥次郎」、「のっぺらぼう」など。川柳では「鹿連会」に所属。63歳。

墓は、仏心寺墓地(谷中1-5-35)。墓地へ真っ直ぐ奥に入り、突き当り手前10mほどの左側。正面「吉田家之墓」。「慈観院楽説日勝居士」。