三浦虎六(みうらころく)     明治23年〜昭和51年7月10日(1890-1976)

    農学博士・協同組会研究者。旧姓、高須。昭和15年(1940)三浦氏と養子縁組。大正6年(1917)東京帝国大学農科大学卒業。つづいて大正9年(1920)法学部政治学科を卒業。三井物産に入社するも間もなく退職し、欧米に渡り、農政学を研究。帰国し大正14年(1925)宇都宮高等農林学校農政経済学科主任教授。昭和2年(1927)京都帝国大学講師を兼任。昭和14年(1939)北京大学農学院教授。昭和18年(1943)宇都宮高等農林学校長(宇都宮農林専門学校長)。昭和20年(1945-1952)鹿児島農林専門学校長、学制改革のため鹿児島大学教授・初代農学部長。昭和30年(1955)退職し協同組合短大教授。協同組合研究会を組織。著書:「農業経済学大綱」、「二宮尊徳の思想と行績」、「海外産業組合史」、「農協論」、「協同組合史」上・下巻、「現代農協経営論」、「現代の農協」など。86歳。

墓は、谷中霊園 甲2号3側。正面「三浦家之墓」。