中根虎四郎(なかねとらしろう)     慶応2年〜昭和3年4月10日(1866-1928)

    小田急電鉄社長等・実業家。父、東京府士族堀江新左衛門(四男)。中根家の養子となる。安田銀行に入り、営業部長兼証券課長、のち副支配人を歴任後辞し、東京米穀取引所理事・日本倉庫取締役・大萱生金山社長・小田急電鉄社長・箱根登山鉄道創起。安房鉄道・小倉鉄道・京浜電鉄・甲武鉄道・極東鉛筆・安房白土等の監査役歴任。東京商業会議所常議員。東京穀物信託社長。日本鉛筆・北海産業・箱根観光会社取締役および理事。気仙水力電気・帝国火災保険各監査。中根炭鉱事務所を開設し、各地で鉱山の経営をする。63歳。

墓は、谷中霊園 乙12号9側。正面「中根虎四郎之墓」。