中能嶋松仙(なかのしましょうせん)    明治26年〜昭和3年2月8日(1893-1928)

    山田流箏曲中能嶋派家元3世。本名、佐野千里。父、佐野市右衛門。神奈川県出身。初世中能嶋松声(1836-1892)が開祖。2世中能嶋松雄・4世中能嶋欣一・5世中能嶋慶子・6世中能嶋弘子。のちに山登4代目家元山登松和(やまとしょうわ)となった弟と共に母親の中能嶋喜久の内弟子となる。大正3年(1914)3代目を襲名。著書:「山田流箏歌八葉集」共著。作品:「七夕」。36歳。

墓は、瑞輪寺(谷中4-2-5)。鐘楼右脇通路を入り2本目の通路を右に、本堂左側中央近く、左側。正面「松仙院千里絃響日楽居士」。