西田春耕(にしだしゅんこう) 弘化2年〜明治43年9月10日(1845-1910)
日本画家。名、峻。字、子徳。通称、俊蔵。東京入船出身。号、西圃のち春耕・腐翁。父、幕閣久須美佐渡守祐雋の家臣西田良右衛門高厚(末っ子)。魚住荊石・高久隆古・山本琴谷に師事。福田半香(ふくだはんこう:1804-1864)の塾幹部となる。半香没後、北越(柏崎)に赴き藍沢南城(あいざわなんじょう:1792-1860)に漢学を学び、2年後江戸に帰り独立。南宋画を得意とし、また俳句を好んだ。作品:「五百大阿羅漢図」、「人生快楽十二図」、「耶蘇昇天図」、「電気神女図」。俳句集「句集『空尊集」。66歳。
墓は、谷中霊園 甲7号右17側。正面「春耕西田先生墓」。