岡田庄次(おかだしょうじ) 明治24年〜昭和23年11月20日(1891-1948)
「銀座復興」のモデルとなった料理屋の主人。東京出身。銀座の食料品店「三浦屋」に奉公する。大正5年(1916)料理店「岡田」を銀座松屋の裏に創業。”常に鉢巻、鉢巻”と愛唱され「鉢巻岡田」として銀座の名物者となる。水上瀧太郎原作・久保田万太郎脚本の「銀座復興」が昭和20年(1945)10月に帝国劇場で上演された際に6代目尾上菊五郎は、岡田庄次をモデルに上演し、好評となる。57歳。
墓は、了ごん寺墓地(谷中7-17-2)。本堂の右角を曲がった少し先、右側。「岡田家之墓」。「積徳院謙山證道居士」。