占術「天源術」の大家。天源術は真言密教系の占術で、徳川家を支えた高僧・天海が用いていた占術。天海は江戸城を風水的な観点から立地・建築し、徳川300年の基礎を固めた。この天海の流れをくむのが、奥野南卜翁。昭和に入って、四柱推命術が普及しだすと、天源術も陶宮術も、急速に廃れた。