海軍少将。父、9代庄内藩主酒井忠発(さかい ただあき:1812-1876)(三男)。伯爵酒井忠良(さかい ただなが:1888-1962)の大叔父。明治12年(1879)兵学校卒業。海門・武蔵・大和・千代田等の各艦副長。大和・満寿・八重山・高雄・吉野各艦長。明治34年(1901)ロシア公使館付武官。日清・日露の両戦争に出征。明治38年(1905)海軍少将。明治39年(1906)予備役。大正3年(1914)後予備役。大正7年(1918)退役。従四位勲三等功4級。娘政子は、陸軍大将でA級戦犯となった西尾寿造夫人。姉に酒井愛子がいる。