三笑亭可楽(さんしょうていからく)・8代    明治31年1月3日〜昭和39年8月23日(1898-1964)

    落語家。本名、麹地元吉(きくちもときち)。東京下谷出身。天狗連と呼ばれる素人落語を経て、大正4年(1915)初代三遊亭円右に入門し「右喜松」を名乗る。大正7年(1918)年10月三橘と改名。後に7代目翁家さん馬門下に移ってさん生を名乗る。大正11年(1922)翁家馬之助名で真打。その後、さん枝、春風亭柳楽、春風亭小柳枝と改名をし、昭和21年(1946)年5月に8代目可楽を襲名。「らくだ」「うどん屋」「二番煎じ」など酒を飲む演題を十八番とした。

墓は、興禅墓地(谷中5-2-11)。本堂裏墓地入口付近、角の木の下。