三遊亭円馬(さんゆうていえんば)・4代目    明治32年1月18日〜昭和59年11月16日(1899-1984)

    落語家。東京小石川出身。本名、森田彦太郎。父、三遊亭左円太(さえんた)。7歳のころから円童の名で高座に出た。父と共に大阪に住み、3代目桂文三の門で小三(しょうざ)と名乗る。のち、大正6年(1917)ころ2代目三遊亭円馬門下でとん馬となり、3代円馬の譲り弟子となり、大正12年(1923)真打に昇進し小円馬と改めた。以降、吉本興業の若手花形として売り出した。昭和19年(1944)東京の落語芸術協会に移籍。昭和22年(1947)4月に4代目円馬を襲名した。上方にあっても独特なテンポの東京弁で噺よりも踊りを売りにした。85歳。

墓は、東淵寺(池之端2-4-25)。本堂横を行き、六地蔵前を本堂裏へ入り、左側の塀から2番目の通路を行き、ほぼ中央の右側角。正面「森田家 三遊亭/先祖代々之墓」。「三遊亭円馬広舌居士」。