三遊亭円遊(さんゆうていえんゆう)・5代    明治11年8月28日〜昭和20年3月17日(1878-1945)

    落語家。本名、伊藤金三。明治32年(1899)初代三遊亭小円遊に入門。小蔵・小伝遊を名乗る。明治37年(1904)真打。初代三遊亭遊三(ゆうざ)の門下となり、2代三遊亭三福・月の家円鏡と改める。門を転々とし、大正14年(1925)5代目三遊亭円遊を襲名。太鼓持ちを兼業していた。ネタは「成田小僧」・「野ざらし」・「明烏」などを得意とした。68歳。

墓は、啓運寺墓地(西日暮里3-2-14)。本堂前を通り、3本目の通路を右に入り、3/4ほど行った左側。正面「伊藤家之墓」。「悟道院円遊日金信士」。墓誌なし。