三遊亭新朝(さんゆていしんちょう)・2代    ?〜明治25年11月29日(?-1892)

    落語家。本名、山田岩吉。三遊亭円朝門下。明治7年(1874)頃に2代目三遊亭新朝となった。「佃祭」「江島屋」「越後伝吉」等を得意とした。5代目まで襲名されたが、現在は空き名跡となっている。

墓は、長明寺墓地(谷中5-10-10)。高地側墓地一番奥、崖下中程。小型墓。正面「三遊亭新朝之墓」。台石には「山田」ではなく「花岡」とある。本名は、「花岡岩吉」かも知れないが、資料が見当たらない。落語家の中では、春風亭小朝の本名が花岡宏行(現役)であるが、三遊亭新朝との関連も不明。