塩沢徳次郎(しおざわとくじろう) 天保10年〜明治40年4月15日(1839-1907)・・・1843説あり
我が国乗合馬車の創始者。長野県飯田出身。15歳で江戸に出て阿部豊後守の馬丁となり、のち近衛局騎兵および桜田門外砲兵大隊の馬丁取締。明治10年(1725)辞す。鴻ノ台に厩を設け、東京高崎間に継替の馬を飼育し、傍ら、高崎浦和間の乗合馬車事業を始めた。明治22年(1889)本所菊川町乗合馬車会社に入り、馬丁取締となる。明治26年(1893)「赤馬車」を作り、九段本所間の交通を開く。明治28年(1895)ころ東京千葉佐倉成田間、東京八王子間の郵便物の輸送を行った。
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墓は、谷中霊園 甲1号2側。正面「故塩沢徳次郎/加免子 之墓」。