総持院(そうじいん)     創建: 慶長16年(1611)

場所: 台東区谷中6-2-33
アクセス: JR日暮里駅南口下車。谷中霊園方向に行き、突き当りを左に、道なりに谷中霊園の中(さくら通り)を抜け、三崎坂通りに出たところの右側。

     金輪山最勝寺総持院。天台宗。柴崎町東光院末。別名、谷中不動尊。本尊:阿弥陀如来。創建:大久保彦左衛門の長兄旗本大久保七郎右衛門忠世の子大久保忠隣。開基:栄松法印。はじめ神田寺町に建立し、慶安元年(1648)11月現在地(旧谷中町38番地)に移転。明治23年(1890)高村光雲の長男高村光太郎が7歳のときに下谷西町から当院内の宅地(現在は道路になっている辺り:同37番地)に転居し、日暮里小学校に通っていた。姉のさくが明治25年(1892)に病没すると千駄木林町に転出した。