杉本良敬(すぎもとりょうけい)    明和8年〜天保7年8月7日(1771-1836)

    幕府奥医師。号、宗春院。杉本家は代々瘍科で整骨技を兼ねる医者であった。寛政9年(1797)西の丸侍医に任じられ法眼となる。翌年本科に転じる。文化5年(1808)本丸に入り、法印となり、宗春院と名乗る。天保元年(1830)奥医師となる。66歳。

墓は、瑞輪寺墓地(谷中4-2-5)。鐘楼右脇通路を入り、八角井戸の右側通路に入り、約30m、垣根囲いの中。「医王院殿法印不老日仙大居士」。