鈴木留吉(すずきとめきち)    明治34年〜昭和38年11月6日(1901-1963)

    寛永寺徳川霊殿を手がけた宮大工。栃木県真岡市出身。上京し、長兄の建築業を継承し、棟梁となる。寛永寺は、諸堂宇の建築を挙げてまかせた。また、清水観音堂庫裡・不忍池弁財天再建を行った。その技量を買われ徳川宗家霊殿の復興などに携わるも、落成を目前に急逝する。63歳。

寛永寺第二霊園。第二霊園入口から入り、左方向に入る。正面「鈴木家」。「精匠院節山琢道居士」。