田口米舫(たぐちべいほう) 文久元年〜昭和5年1月16日(1861-1930)
書家・南画家。本名、田口茂一郎。字、子寿。号、米舫・蘇山外史・侯先生・始蘇仏龕主人。父、帝国大学医科大学教授田口和美(長男)。栃木県佐野出身。すでに金石学・仏典を修める。清国に渡り3年間書道を研究。古今名家の真髄を極め独自性を出す。平和博覧会審査長。国華倶楽部日本金工協会幹事・朝鮮美術展覧会審査員・日本書道作振会評議員。古画・古器の鑑定に優れる。69歳。著書:「書道実習法」。
墓は、全生庵墓地(谷中5-4-7)。右側の崖側の通路を行き、中程の左側。正面「田口米舫之墓」。「仏足斎錦江米舫居士」。