辻 守静(つじもりせい/もりきよ)/三枝守静(さえぐさもりせい) ?〜明治6年9月2日(?-1873)
江戸末期の歌人。本名、三枝六郎右衛門(左衛門?)。通称、半五郎・茂右衛門。号、野廼・東園・葎園・六牙庵・耽花。江戸出身。幕臣甲府勤番大草高聴支配、のち嘉永3年(1849)浦賀奉行与力。嘉永6年(1853)ペリーからの国書受け取りに同席。安政元年(1854)御林奉行。和歌を大石千引・海野遊翁に師事。書を中村仏庵に、仏学を荻野梅塢に師事した。
辻 邦彦(つじくにひこ) 大正4年〜昭和61年6月12日(1915-1986)
藍綬褒章受章。勲四等瑞宝章受章。
墓は、竜泉寺墓地(谷中5-9-26)。墓地入り口より入り左奥の隅。守静:正面「三枝守静/藤原里子 墳墓」・「六牙院薩法日晴居士」。邦彦:正面「辻家代々墓」・「大邦院賢翔日彦居士」。