谷中・桜木・上野公園裏路地ツアー　山上ゝ泉

山上ゝ泉(やまがみちゅせん)　　　　　明治13年10月6日～昭和26年3月3日(1880-1951)

　　　　歌人。幼名、寛之介。法名、智海。父、国学者佐々木真古人。長野県出身。山上家に入り得度、日蓮宗の僧正となり智海と改名した。明治39年(1906)哲学館大学専門部第２科卒業。「中央文壇」主筆、のち立正大学教授。短歌会「かぐのみ」主宰。大正中期から昭和戦前までは、東洋大学専門部の兼任教授として国文学を講じる。僧正であるが、寺には入らなかった。著書・歌集：「久遠の春」、「虚空」、「寂光」、「曼珠」、「鎌倉時代の新興文学と仏教思潮」(投稿)。

墓は、本行寺墓地(西日暮里3-1-1)。本堂裏3本目の通路を右に入り、突き当り、最もJR線路側。正面「山上家之墓」。「曼珠院ゝ泉日覚上人」。