吉永道雄(よしながみちお) 大正6年4月29日〜昭和61年9月6日(1917-1986)
日本で初めてガスライターを製品化した人。昭和9年(1934)東京都立工芸卒業。昭和13年(1938)家業の機械製作業を継ぎ、のち「吉永商店」を創設。昭和23年(1948)8月31日吉永プリンス株式会社に改組して社長に就任。東京都喫煙具商業共同組合理事長・日本喫煙具協会長・日本軽工業品団体連合会長を歴任。昭和36年(1961)オイルライター全盛の時代にガスライターを草加市にある自社工場で完成させた。この時のモデル「プロナ61」は、プリンスガスライター第1号機として発売された。69歳。
※ 故人情報は、森光俊様のご提供。
※ 吉永プリンス(株)は、ライターを主要商品とした喫煙具の会社であったが、のちに平成4年(1992)ハンドバッグや日用品に商品を拡大し、ヨシナガ(株)となり、さらに平成17年(2005)スタイル・インデックス株式会社となっている。
墓は、天眼寺墓地(谷中1-2-14)。松平家墓域のほぼ前。台石「吉永家」。「慈眼院殿玄道雄峯大居士」。