阿部正教(あべまさのり)・8代藩主 天保10年12月17日〜文久元年5月27日(1840-1861)
備後福山藩8代藩主。父、6代藩主阿部正寧(長男)。父正寧は正教の生前に弟の正弘を藩主にしており、安政4年(1857)に正弘の養子となって、同年正弘の死去により19歳で備後福山藩8代藩主となった。しかし、わずか4年後の文久元年(1861)に23歳で早逝し、子がなく、家督は弟の阿部正方が継いだ。23歳。
墓地は、西福寺(台東区浅草)に葬られ、のち寛永寺谷中墓地に改葬。「恭コ院殿温誉了法性大居士」。
備後福山藩9代藩主阿部正方(あべまさかた)墓は、深津郡本庄村(福山市北本庄町)の小坂山(現在の小坂山神社)。福山藩の阿部家歴代藩主で唯一福山にある。