足立美堅(あだちよしかた) 明治7年11月12日〜明治37年11月28日(1874-1904)
農学士。号、水石。父、足立正声(長男)。母、大谷氏。継母波多野氏。東京出身。小中高等学校から帝国大学?農科に進み、農学士となる。三重県農会講師。明治35年(1902)兵役のため近衛歩兵第1連隊入営。明治37年(1904)出征し、203高地第4回総攻撃に際し、中隊長代理を勤めて突撃し、砲創を受け誠京野戦病院にて死亡。第1師団後備歩兵第15連隊第4中隊第2小隊長。正三位勲五等功五級金鶏勲章。31歳。著書:「農業補習読本」、「小学農業教科書」、「水産教科書」。
墓は、谷中霊園 甲8号20側。正面「陸軍歩兵少尉足立農学士墓」。墓碑周りには、三島毅撰文・日下部東作書の略歴がある。