藤島正健(ふじしままさたけ)    弘化2年〜明治37年10月19日(1845-1904)

    富山県知事・千葉県知事。父、熊本藩士藤島昌和(長男)。母、藤島茂登子。熊本出身。明治5年(1872)検事局10等出仕。のち、印刷局に入り紙幣大属・紙幣権助。明治10年(1877)大蔵権少書記官。明治11年(1878)大蔵権少書記官。明治14年(1881)議案局兼銀行局勤務。明治15年(1882)大蔵権大書記官。明治16年(1883)参事院員外議官補。明治17年(1884)フランスのリヨン領事。明治21年(1888)総務局文書課長・銀行局長。のち、富山県知事(1888.10.29-1890.7.25)・千葉県知事(1890.7.25-1893.3.22)。明治30年(1897-1900)日本勧業銀行副総裁。正四位勲四等瑞宝章。60歳。養子の藤島逸人(1893-1983)は、佐々木信綱の長男。長女雪子は、佐々木信綱の妻。

墓は、谷中霊園 乙8号5側。ひょうたん通りに面する。正面「正四位勲四等藤嶋正健之墓」。藤島茂登子墓も隣接。