秀の山與四郎(ひでのやまよしろう)/小常陸由太郎    明治19年〜昭和2年9月15日(1886-1927)

    関脇。本名、市毛與四郎。東京出身。出羽の海部屋。常陸山の養子。現役名、小常陸由太郎。大正2年(1913)5月関脇。幕内10年をつとめ、通算、20場所、70勝77敗2分。妻は、常陸山の先妻の従妹で、国技館サービス株式会社1号の割烹「高砂屋」を営む。

墓は、谷中霊園甲13号1側(飛び地)。常陸山墓の隣り。通路に対して後ろ向き。正面「市毛家之墓」。裏面「昭和二年九月十五日逝去 小常陸事 秀の山与四郎」。