菱山修三(ひしやましゅうぞう)/本居雷章(もとおりらいしょう)/本居修三    明治42年〜昭和42年8月7日(1909-1967)

    詩人・仏文学者。東京出身。別名、本居雷章(もとおりらいしょう)。昭和2年(1927)東京外語大(旧東京外国語学校)仏蘭西語科入学。昭和6年(1931)処女詩集「懸崖」を発表。昭和8年(1933)ヴァレリー「海辺の墓地」詩集翻訳刊行。昭和10年(1935)ジイド「イザベル」詩集翻訳刊行。「歴程」同人誌。昭和12年(1937)詩集「荒地」刊行。昭和16年(1941)詩集「望郷」刊行。昭和21年(1946)作曲家本居長世の三女若葉と結婚。本居長世に男子がなく本居姓を名乗る。昭和28年(1953)早稲田大学フランス語講師。昭和37年(1962)詩集「恐怖の時代」、「不信の時代」刊行。

墓は、谷中霊園乙10号左5側。正面「本居家之墓」。本居長世と合祀。「筆名菱山修三」とある。