堀直格(ほりなおただ)/奥田直格    文化3年〜明治13年(1806-1880)

    信濃須坂藩11代藩主。父、9代堀直皓(なおてる)(三男)。幼名、富之進。最高位、正五位中務少輔。文政4年(1821)兄で10代藩主の養子となり家督を相続。明治維新後は奥田姓に復姓した。文学・書画を好み、致仕して葛飾の別荘「花の屋」に住み著述に専念する。子に13代堀直虎(ほりなおとら)・14代堀直明(ほりなおあきら)がいる。75歳。著書:「扶桑名画伝」、「ゆめのかたち」、「倭錦顕文抄」。

墓は、甲8号22側。さくら通り沿い最も天王寺寄り。正面「須坂藩11代藩主/正五位 奥田直格」。