金子 直(かねこただし) 慶応元年11月〜明治42年2月21日(1865-1909)
日本興業銀行創立時の理事・法学士。埼玉県出身。東京帝国大学卒業。明治26年(1893)大蔵省出仕、のち書記官。明治35年(1902)日本興業銀行法が成立し、当時の国家予算の1割強の資本金で営業を開始。総裁:添田寿一・貝塚卯兵衛、理事:井上辰九郎・内蔵頭・伴野乙彌・八代謹之助・金子直・貝塚光三・斉藤恂・貝塚太郎、監査役:安田善次郎・貝塚雛子、監査役・大倉喜八郎。なお明治40年(1907)の監査役は渋沢栄一。45歳。
墓は、谷中霊園 甲10号5側。正面「金子家之墓」。