吉川重国(きっかわしげくに) 明治36年2月〜平成8年3月16日(1903-1996)
宮内省式部職狩猟課長・男爵。父、吉川重吉(長男)。東京出身。吉川家は、藤原鎌足の後裔。京都帝国大学卒業。大正5年(1916)男爵を襲爵。東洋拓殖勤務。昭和2年(1927)欧州留学。昭和7年(1932)式部官狩猟官。昭和16年(1941)式部官狩猟課長。妻綾子は、子爵松平慶民の二女。従四位。93歳。著書:「戴冠紀行」。
※ 宮中儀礼の専門家。昭和28年(1953)エリザベス女王戴冠式出席の明仁皇太子に随行。正田美智子さんのお妃教育を担当。川嶋紀子さんの宮中儀礼の先生でもある。
墓は、谷中霊園 乙12号2側。吉川重吉墓の隣り。正面「吉川家之墓」。