小林渙斎(こばやしかんさい)     嘉永4年〜大正2年12月25日(1851-1913)

    明治期の貿易商。本名、小林善兵衛(初代)。東京出身。時辰器(時計)・表皮鎖條(?)・釧環(腕輪)類・磁針羅盤(羅針盤)を製造し輸出し、国内産業の発展に寄与する。博覧会に出品。日清・日露役に貢献。緑綬章受章。商業会議所議員。中風を患い没する。63歳。

小林義二(こばやしよしじ)     明治19年9月4日〜明治45年4月23日(1886-1912)

      小林善兵衛の子。東京出身。博覧会に出品のため渡独。ベルリンにて病没。27歳。

墓は、谷中霊園 甲7号17側。正面「清亮院釈浄?義薫居士/誓覚院釈浄善義照居士/(略)/(略)」。左側「善導院釈浄信居士/(略)/(略)」。渙斎:「誓覚院釈浄善義照居士」。塩谷青山撰文・書の碑がある。義二:「清亮院釈浄?義薫居士」。塩谷青山撰文、平戸星州書の碑がある。