小林愛雄(こばやしよしお)    明治14年〜昭和20年10月1日(1881-1945)

    詩人・教育家。東京本郷出身。明治40年(1907)東京帝国大学英文科卒業。卒業後、「帝国文学」主宰。明治42年(1909)「文芸革新会」に参加。上田敏・蒲原有明らの系統の象徴詩の作詞や英誌の翻訳をして「帝国文学」や「明星」に発表した。大正11年(1922)常盤松高等女学校校長。大正14年(1925)日本作詞者協会を創設し理事長を務める。昭和13年(1938)早稲田実業学校校長。また、京華中学で教鞭を執る。訳詩:「恋はやさし野辺の花よ」、「ベアトリ姉ちゃん」など。作詞:「波」、「シャボン玉のあぶく」、「春」。著書:「歌劇名曲集」、「現代唱歌集」、「世界子守唄集」、「近代詩華集」など。

墓は、天王寺墓地。白根専一墓前。正面「小林家之墓」(御影石)。「昌徳院和光愛雄居士」。