小出英尚(こいでふさなお)    嘉永2年〜明治38年9月27日(1849-1905)

    園部藩(京都府船井郡)第10代藩主。京都市中見廻り役。官軍に恭順し、鳥羽伏見の戦いで、もし幕府軍が優勢な場合は、明治天皇を園部城に避難することも想定され城郭の緊急改造をした。その必要がなくなったが、建設は継続され小麦山の山頂に三層の櫓が築かれた。維新後は、 園部藩は園部県となって、藩主小出英尚が園部県知事となる。子爵。

 
墓は、天王寺墓地。朝倉文夫墓裏通路突き当たり。正面「従三位小出英尚之墓」。