駒井重次(こまいしげつぐ)    明治28年2月23日〜昭和48年11月12日(1895-1973)

    大蔵官僚・衆議院議員。父、駒井重格(二男)。東京高等師範学校附属中学校(筑波大学附属中学校・高等学校)を経て、大正9年(1920)東京帝国大学経済学部商科を卒業し、大蔵省に入る。市税官・銀行検査官を経て、前橋・亀戸・神田格税務署長。昭和7年(1932)退官し政界に入る。同年、計理士登録をするとともに東京府第2区から衆議院議員(立憲民政党)に選ばれ、以来連続4回当選、大蔵委員を務める。昭和25年(1950)公認会計士試験に合格、日本大学講師・愛知大学教授・東京税理士会会長・日本税理士会会長を務める。第四高等学校時習寮 南寮寮歌の作詞でも知られる。夫人は、法学博士水町袈沙六の長女寿賀。正四位勲二等。78歳。
※ 故人歴情報のご提供は、森光俊様。

墓は、谷中霊園 乙5号5側。正面「駒井家之墓」。墓誌裏面に南寮寮歌の詩が書かれている。