久世広文(くぜひろふみ)    嘉永6年12月10日〜明治32年10月18日(1854-1899)

    第八代下総関宿藩藩主。第22代関宿城主。父、第七代藩主久世広周(長男)。江戸出身。幼名、謙吉。父が老中時代の失政により隠居となり家督を継いで第8代藩主(減封後48,000石)となる。慶応元年(1865)従五位下出雲守に叙位。慶応4年(1868)隠岐守。戊辰戦争では佐幕派に入り新政府に敗れ、明治元年(1868)強制隠居となり家督を弟の久世広業に譲った。

墓は、谷中霊園乙8号6側。舗装通路沿い。正面「正四位久世広文墓」。