久世広業(くぜひろなり)    安政5年3月24日〜明治44年11月7日(1858-1911)

    第九代下総関宿藩藩主(最後、43,000石)。第23代関宿城主。父、第七代藩主久世広周(次男)。江戸出身。幼名、順吉。明治元年(1868)12月14日兄の第八代藩主の久世広文が戊辰戦争で彰義隊と協力して新政府に抵抗したため処罰を受け隠居したため、兄の養子として家督を継ぎ第九代藩主となる。明治2年(1869)大政奉還により、関宿藩知事。明治4年(1871)廃藩置県により退官。妻は、藤井松平信宝の3女松平由子/久世由子(-1889)。継室は、有馬道純の4女。後継は、久世広英

墓は、谷中霊園乙8号6側。舗装通路沿い。正面「正三位子爵久世広業墓」。