間宮永好(まみやながよし) 文化2年〜明治5年1月3日(1805-1872)
国学者。神祗権大史。名、又左衛門。通称、一郎。号、松の屋。姓、源。水戸出身。従七位。元水戸藩士。小山田與清(おやまだともきよ)の門人。東京に住まい明治3年(1870)飯田年平・坂田諸潔らと神祗権大史(ごんのだいし)となる。和歌や書法にも秀でる。妻は歌人間宮八十子。68歳。著書:「万葉長歌部類」、「古今集新註」、「日本紀竟宴歌」、「珍年中行事歌合」、「松蔭集」、「品定め註」、「職原抄新註」、「和歌色葉集」。歌集:「松の屋歌集」。68歳。
墓は、玉林寺境内墓地(谷中1-7-15)。本堂前の境内墓地にあり、ヒマラヤ杉の後ろ側。墓碑銘は「源朝臣永好」。間宮八十子墓と並んでいる。「永選院奇徳有道居士」。