野崎延里(のざきえんり)
天保3年〜明治20年12月(1832-1887)
仮名垣魯文
の妹・産科医。名、峰。江戸槍屋町に生まれる。16歳で中沢家に嫁ぎ、1男1女を儲けたが、故あって離婚。父の野崎姓を名乗り、舅家の医業を継ぎ、延里と号した。門人を多く育成する。56歳。
墓は、永久寺墓地(谷中4-2-37)。仮名垣魯文墓の並び、3基目。正面「野崎延里墓碑」。「雲厭大姉」。墓碑に略歴記載あり。